デジタル大辞泉 「悄悄」の意味・読み・例文・類語 すご‐すご【×悄×悄】 [副]気落ちして元気がないさま。また、元気なくその場をたち去るさま。「勝負に敗れて悄悄(と)退場する」[類語]しょんぼり・ぽつねんと・悄然・意気消沈・しおしお・しょぼしょぼ・しょぼくれる・しょぼたれる・しょぼんと・しゅん・意気阻喪・落胆・がっかり・がっくり・げっそり・失望・絶望・失意・幻滅・脱力・虚脱・失墜感・気落ち・気抜け・拍子抜け・力抜け・腑抜け・力落とし しょう‐しょう〔セウセウ〕【×悄×悄】 [ト・タル][文][形動タリ]1 元気がなく、うちしおれているさま。悄然。「悄悄として引き返す」2 静かでもの寂しいさま。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「悄悄」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しょうセウセウ【悄悄】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① 元気を失ってしおれるさま。心をいためてしずむさま。しおしお。すごすご。[初出の実例]「巴峡の雨の中に悄々たる猨の啼、已に息(や)むぬ〈謝観〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)下)[その他の文献]〔詩経‐小雅・出車〕② 静かなさま。ものさびしいさま。また、副詞的に用いて、ひそかに。こっそりと。[初出の実例]「因(よっ)てはやがけといへども悄(セウ)々地に通る」(出典:随筆・孔雀楼筆記(1768)四)[その他の文献]〔杜甫‐苦雨奉寄隴西公詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「悄悄」の読み・字形・画数・意味 【悄悄】しようしよう(せうせう) 憂えなやむさま。〔詩、小雅、出車〕憂心悄悄として 僕夫況(ここ)に瘁(かな)しむ字通「悄」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報