デジタル大辞泉 「葡萄」の意味・読み・例文・類語 ぶどう〔ブダウ〕【×葡×萄】 1 ブドウ科の蔓性つるせいの落葉低木。蔓は屈曲し、葉の変形した巻きひげで他に絡みつく。葉は手のひら状で浅い切れ込みがある。初夏、黄緑色の小花が集まって咲き、秋に多汁の実が房状に垂れ下がる。実は生食のほかジャム・ジュースやぶどう酒の原料とする。日本にはヨーロッパ系のものが中国を経て伝わり、江戸初期から棚作り法で栽培される。《季 秋 花=夏》「―食ふ一語一語の如くにて/草田男」2 「葡萄色」の略。3 紋所の名。ブドウの葉や実を図案化したもの。[類語]山葡萄・巨峰・マスカット・デラウェア えび【葡=萄】 1 「葡萄色えびいろ」の略。2 「葡萄染め」の略。3 ブドウやエビヅルなどの別名。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「葡萄」の意味・読み・例文・類語 えび【葡萄】 〘名〙① 「ぶどう(葡萄)」の古名。※書紀(720)神代上(水戸本訓)「因りて黒き鬘(みかつら)を投げたまふ。此れ即ち蒲陶(エビ)と化成(な)る」② 植物「えびづる(蘡薁)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕③ 「えびいろ(葡萄色)」の略。④ 「えびぞめ(葡萄染)」の略。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
動植物名よみかた辞典 普及版 「葡萄」の解説 葡萄 (ブドウ) 学名:Vitis vinifera植物。ブドウ科の落葉つる性植物,園芸植物,薬用植物 葡萄 (エビ) 植物。ブドウ科の落葉つる性植物,園芸植物,薬用植物。エビズルの別称 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報