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蓄熱器 ちくねつきheat accumulator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

蓄熱器
ちくねつき
heat accumulator

エネルギーを熱エネルギーの形で一時貯蔵する機器の総称。熱エネルギーから元のエネルギーへ再変換する際の変換効率が低いため,通常は余剰の熱エネルギーを貯蔵するのに使用する。熱エネルギーの発生時間と消費時間の間に季節や時間帯規模のズレがある場合や,付加変動を伴う熱エネルギー機器の運転の平準化を行う場合,さらに,蓄熱式熱交換器冷凍機における再生器などのように廃熱を利用する場合などに使用する。蓄熱方式は,蓄熱材 (固体,液体,気体) および利用する熱 (顕熱潜熱) によりさまざまであるが,蓄熱効率が高いのは水の蒸発潜熱や溶融塩・氷の融解潜熱を利用する方式である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ちくねつき【蓄熱器 accumulator】

不用の熱を蓄えておいて必要なときに有効に用いるための装置。温度変化を伴う顕熱の形で蓄える場合と相変化を伴う潜熱の形で蓄える場合などがある。(1)蒸気アキュミュレーターsteam accumulator 定常運転中にボイラーの負荷が下がると蒸気があまることになる。この余剰分の蒸気を大きな容器中の水に吹きこんで熱として蓄えておけば,必要なときに蒸気あるいは温水として利用することができる。このような装置を蒸気アキュミュレーター,または単にアキュミュレーターという。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ちくねつき【蓄熱器】

熱機関の効率を上げるために、加熱器と冷却器の間に置く熱容量の大きな物質を含む装置。

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