西吾妻山(読み)にしあづまやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

西吾妻山
にしあづまやま

福島・山形両県境にある吾妻山連峰の最高峰。標高 2035m。付近には西大嶺 (1982m) ,東大嶺 (1928m) ,中吾妻山 (1931m) ,烏帽子山 (1880m) などの古い火山がある。起伏のゆるやかな山容を呈し,喬木 (→高木 ) ,灌木 (→低木 ) の原生林におおわれている。特に南西斜面 (1800m以上) と北斜面 (1500m以上) はアオモリトドマツなどの亜寒帯樹林がみられる。磐梯朝日国立公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

西吾妻山
にしあづまさん

山形県米沢(よねざわ)市と福島県耶麻(やま)郡北塩原村の境界にある山。吾妻火山の最高峰で、標高2035メートル。なだらかな楯(たて)状火山の山容を示し、山頂までアオモリトドマツ、コメツガなどの針葉樹原生林が覆い、東部には弥兵衛平(やへいだいら)の高層湿原があり、多くの池塘(ちとう)が分布する。白布(しらぶ)温泉から天元台を経てリフトを利用する登山コースや天元台高原スキー場が整備されている。西麓(せいろく)を西吾妻スカイバレーが通じる。磐梯(ばんだい)朝日国立公園に含まれる。[中川 重]
『『吾妻連峰』(1960・山形県総合学術調査会)』

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