要綱(読み)ヨウコウ

デジタル大辞泉 「要綱」の意味・読み・例文・類語

よう‐こう〔エウカウ〕【要綱】

基本となる大切な事柄。また、それらをまとめたもの。綱要。「運動方針の要綱
[類語]要点要項要目論点勘所脈所主眼眼目軸足立脚点立脚地力点主力重き重視重点要所ポイント要領大要キーポイント急所つぼ正鵠頂門の一針

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「要綱」の意味・読み・例文・類語

よう‐こうエウカウ【要綱】

  1. 〘 名詞 〙 要約した大綱。基本となる重要な事柄。また、それをまとめ記したもの。綱要。
    1. [初出の実例]「既に陳述したる要綱を復(ふたた)び云はん」(出典:伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)北京晤談)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の要綱の言及

【天球の回転について】より

…ポーランドの天文学者N.コペルニクスの著書で,1543年にニュルンベルクで刊行されたが,本書の主要部分は1530年ころに完成されていたものとされ,また,それ以前にコペルニクスは《要綱Commentariolus》を書いて友人らに配っている。本書の見本刷りはフラウエンブルクで臨終の床にあったコペルニクスに届けられたと報じられている。…

※「要綱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android