日本歴史地名大系 「観菩提寺」の解説
観菩提寺
かんぼだいじ
島ヶ原村北部の中央
元禄六年(一六九三)一一月五日付の「正月堂古記」(同寺蔵)によれば、僧実忠開基の僧坊が荒廃しているのを島ヶ原一党が再興し、弘長年中(一二六一―六四)の正月九日より餅柱を奉献し、その後元弘年中(一三三一―三四)に一族の武運を祈願し、諏訪明神を寺庵の一隅に勧請し、鎮守神兼氏神にしたと記されている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
島ヶ原村北部の中央
元禄六年(一六九三)一一月五日付の「正月堂古記」(同寺蔵)によれば、僧実忠開基の僧坊が荒廃しているのを島ヶ原一党が再興し、弘長年中(一二六一―六四)の正月九日より餅柱を奉献し、その後元弘年中(一三三一―三四)に一族の武運を祈願し、諏訪明神を寺庵の一隅に勧請し、鎮守神兼氏神にしたと記されている。
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