デジタル大辞泉
「託ける」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かこつ・ける【託】
- 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]かこつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 原因、理由、動機などを、他の関係の薄いものにむりに結びつける。他のせいにする。他に関係づけて言う。他の事を口実とする。ことよせる。かこつ。- [初出の実例]「大王の病中に、太伯は薬を呉越にとりにゆくにかこつけて、其まま不帰して、季歴に譲る」(出典:応永本論語抄(1420)泰伯第八)
- 「婦人の湯治とかこつけて夫にるすさせ金つかわせて」(出典:談義本・世間万病回春(1771)三)
- 「支那の使節をかこつけて彼錦木を揚づめに」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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