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誘電材料 ゆうでんざいりょうdielectric material

世界大百科事典 第2版の解説

ゆうでんざいりょう【誘電材料 dielectric material】

二つの電極の間に電荷を蓄える素子をコンデンサーというが,この電極間に絶縁体をはさみ電圧をかけると,生じた電場のために絶縁体の原子の電荷分布が配向して,電場の正の側には正電荷が,負の側には負電荷が出現する。その結果,電極間が真空の場合よりも絶縁体が入ったほうが蓄積できる電荷の量がε倍だけ増大する。これを誘電分極現象といい,εを比誘電率と呼ぶ。絶縁体はすべて誘電体であるということができる。 実際のコンデンサーに使用されている誘電体を誘電材料というが,この材料は,高分子薄膜,油,セラミックスに大別することができる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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