談論風発(読み)ダンロンフウハツ

デジタル大辞泉 「談論風発」の意味・読み・例文・類語

だんろん‐ふうはつ【談論風発】

[名](スル)談話議論が活発に行われること。
「客が訪ねて行くと、―する」〈藤村千曲川のスケッチ
[類語]丁丁発止侃侃諤諤囂囂喧喧囂囂喧喧諤諤舌戦議論口論論議論戦論争争論激論甲論乙駁口角泡を飛ばす

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精選版 日本国語大辞典 「談論風発」の意味・読み・例文・類語

だんろん‐ふうはつ【談論風発】

  1. 〘 名詞 〙 談話や議論が活発に行なわれること。
    1. [初出の実例]「客が訪ねて行くと、談論風発する」(出典:千曲川のスケッチ(1912)〈島崎藤村〉四)

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四字熟語を知る辞典 「談論風発」の解説

談論風発

談話や議論が活発に行われること。

[活用] ―する。

[使用例] 客が訪ねて行くと、談論風発する[島崎藤村千曲川スケッチ|1912]

[使用例] 店に来る文化人の談論風発を、彼は炊事場で小まめに手脚をうごかしながら聴いている[武田泰淳メサ使徒|1950]

[解説] 「談論」は談話と議論。「風発」は風が吹きおこることから転じて、議論などが次々と口をついて出ること。

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