諦念(読み)テイネン

デジタル大辞泉 「諦念」の意味・読み・例文・類語

てい‐ねん【諦念】

道理をさとる心。真理を諦観する心。
あきらめの気持ち。
[類語]お手上げ諦める思い切る断念観念往生諦めギブアップくじける降参閉口辟易へきえき屈伏シャッポを脱ぐ途方に暮れる始末に負えない手に負えない手も足も出ないへこたれる参る

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精選版 日本国語大辞典 「諦念」の意味・読み・例文・類語

てい‐ねん【諦念】

  1. 〘 名詞 〙 道理をわきまえてさとる心。また、あきらめの気持。断念。
    1. [初出の実例]「遊歴時代の精神は労作(Arbeit)と諦念(Entsagung)とである」(出典:ギヨオテ伝(1913)〈森鴎外〉四三)

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