手も足も出ない(読み)てもあしもでない

精選版 日本国語大辞典「手も足も出ない」の解説

て【手】 も 足(あし)も=出(で)ない[=出(だ)せない]

施すべき処置・手段もなく困りきる。追いこまれて進退きわまる。また、無力でどうすることもできない。手も出ない。手ももない。
※滑稽本・魂胆夢輔譚(1844‐47)四「言訳も語訳も仕尽して居るから、手(テ)も足(アシ)も出(デ)ねェ薬鑵で湯出たになって」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「手も足も出ない」の解説

あし◦ない

施す手段がまったくない。力が及ばずどうしようもない。「相手が強すぎて―◦ない」「難問に―◦ない」
[類語]俎上そじょうの魚俎板まないたこい薬缶やかんでたたこのようぎゃふんお手上げ諦める思い切る断念観念往生諦念ていねん諦めギブアップくじける降参閉口辟易へきえき屈伏シャッポを脱ぐ途方に暮れる始末に負えない手に負えないへこたれる参る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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