豊能(町)(読み)とよの

  • 豊能

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大阪府北部、豊能郡の町。北東は京都府、西は兵庫県に接する。1977年(昭和52)東能勢(ひがしのせ)村が町制施行して成立。能勢電鉄が妙見口(みょうけんぐち)駅まで通じ、国道423号、477号が町を縦断する。老ノ坂山地(おいのさかさんち)にあり、南流する猪名(いな)川の支流初谷川や余野川沿いに小盆地が開ける。集落の多くは北部の能勢町との境にある能勢妙見堂への参詣(さんけい)路に立地する。稲作を中心に寒天製造やキュウリ、トマト、丹波(たんば)グリの栽培が行われていたが、1970年前後から能勢電鉄沿線の山林原野にときわ台、光風台、町の東部に希望ヶ丘の大規模住宅団地の開発が進み、農山村は急激に変貌(へんぼう)した。面積34.34平方キロメートル、人口1万9934(2015)。

[樋口節夫]

『『豊能町史』全2冊(1984~1987・豊能町)』


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

国民皆保険

すべての国民をなんらかの医療保険に加入させる制度。医療保険の加入者が保険料を出し合い,病気やけがの場合に安心して医療が受けられるようにする相互扶助の精神に基づく。日本では 1961年に国民健康保険法(...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android