デジタル大辞泉 「買込む」の意味・読み・例文・類語 かい‐こ・む〔かひ‐〕【買(い)込む】 [動マ五(四)]物をたくさん買い入れる。特に、品物の値上がりや欠乏を見越して、多く買い入れる。「値上がりを見越して―・む」[類語]買う・購入・購買・購う・買い取る・買い上げる・買い入れる・買い受ける・買い切る・買い戻す・買い漁る・買い叩く・仕入れる・買収 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「買込む」の意味・読み・例文・類語 かい‐こ・むかひ‥【買込】 〘 他動詞 マ行五(四) 〙① 物を買って自分の物とする。特に、将来のことを見越して多く買う。[初出の実例]「一日に三貫目づつ、雪山のごとく繰綿を買込(カイコミ)」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)五)② 物の価値を十分に認める。[初出の実例]「世間を眼下に見る御気象を日本の因循無気力な婦人社会には珍らしいと大変買込んで」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉破調)③ 買収する。[初出の実例]「それを使用して君等を買収(カヒコ)み、議場の多数を得るに苦心し居る内閣だって」(出典:大策士(1897)〈福地桜痴〉二一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例