赤煉瓦(読み)あかれんが

大辞林 第三版の解説

あかれんが【赤煉瓦】

赤色の、普通の煉瓦。粘土中の酸化第二鉄によって赤色を呈する。 「 -の建物」

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百科事典マイペディアの解説

赤煉瓦【あかれんが】

土木や建築に用いる赤色煉瓦鉄分を含む不純な粘土川砂等を混練し,プレス成形後1100℃前後で焼成して作る。赤色は含まれる酸化鉄による。日本では明治の初め以来大正まで建築構造用に使われてきた。耐震性が劣るため鉄筋コンクリート進出とともに関東大震災以後は装飾材,間仕切り,塀(へい)等のほかはあまり使用されない。日本工業規格では普通煉瓦と規定され,長さ210mm,幅100mm,厚さ60mmと定められている。

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世界大百科事典 第2版の解説

あかれんが【赤煉瓦 common brick】

建築材料として用いられる赤色の煉瓦。日本では幕末に輸入されて使用されはじめ,明治時代に入ると国内でも生産され,安価でかつ赤色の特徴を生かした美しい材料として,構造材,仕上材に多量に使用されてきた。大正時代には鉄筋コンクリートの進出があり,さらに耐震性に劣る問題点があり,本来の構造材料としての用途は減少して,その赤色を生かした装飾材料としての用途に利用されるようになっている。欧州などでは長い伝統に培われて,現在でも広く利用され,重要な建築材料となっている。

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