赤砂糖(読み)アカザトウ

関連語 粗目 名詞

精選版 日本国語大辞典 「赤砂糖」の意味・読み・例文・類語

あか‐ざとう‥ザタウ【赤砂糖】

  1. 〘 名詞 〙 精製してない薄い赤茶色の砂糖。〔物類品隲(1763)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「赤砂糖」の意味・わかりやすい解説

赤砂糖
あかざとう

砂糖の色からきた名称で、褐色の砂糖をこうよぶことがある。白砂糖に対するもので、中ざらめ糖(黄ざらめ糖)、三温糖、精糖する前の粗糖などが含まれる。

河野友美大滝 緑]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赤砂糖」の意味・わかりやすい解説

赤砂糖
あかざとう

含蜜糖の一種。糖度 83%前後で,赤褐色の塊が混入しているが,舌ざわりがよく独特の風味を有する。台湾の小規模な製糖工場で古くからつくられている。サトウキビの茎を圧搾し,しぼり汁に石灰を加えて微アルカリ性にして煮る。浮き上がる滓 (かす) を除きながら煮沸濃縮数回行なう。最後杓子で攪拌し,砕きながら冷やすと粗粉状の砂糖ができる。

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