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バツ

世界大百科事典 第2版の解説

ばつ【跋】

書物や書画の終りに,その来歴や編著の感想・次第などを書き記す短文。あとがき。跋文,後跋(こうばつ),後序ともいう。そのほか後世につけ加えたりしたものもまとめて奥書(おくがき)という。それに対して,書物の巻頭にはしばしば序文(序,はしがきともいう)が付けられ,編著の経緯・次第のほか,その目的,謝辞などが記される。序文は書写・伝来の過程で省略されたり,はじめからなかったりするが,跋文や刊記(木記(もつき))はおおむね伝存している。

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大辞林 第三版の解説

ばつ【跋】

書物・文章などの末尾にしるす文。後書き。 ↔

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世界大百科事典内のの言及

【序】より

…しかし,ある書物に後人が序を書くときは,前に置くのがふつうで,《詩経》(毛詩)の大序(詩大序)や《尚書》の孔安国(偽作)序がそれである。自序ものちには,前に置かれるようになり,末尾のものは,〈後序〉とか〈跋〉と呼ばれるようになった。作品の序は,その作品の制作由来を記すもので,前に置く。…

【題跋】より

…中国の文体の名称。明の徐師曾の《文体明弁》は題跋を,清の姚鼐(ようだい)の《古文辞類纂》は序跋類を立てている。題は書物の巻頭や書画の余白に書く短文であり,多くはその書物,書画に対する意見,感想などが述べられる。…

※「跋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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