出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…したがって天然の水の中にはこれらのすべての組合せ,すなわちH216O,HD16O,D216O,H217O,……が含まれている。厳密にいえば,これらのうちH216O(酸化プロチウムまたは軽水と呼ばれる。天然の水の大部分はこれなので,天然水を軽水と呼ぶこともある)を除く他のものはみな重水のはずであるが,17Oや18Oを含むもの(重酸素重水)を16Oを含むものから完全に分離することは技術的に困難で,主として蒸留による濃縮法が利用されるが,純粋なものは得がたい。…
…このように水の研究は近代化学の発展の最も重要ないとぐちの一つとなったものである。
[軽水と重水]
水は天然に得やすく,精製しやすい物質であるから,19世紀以来,多くの物理量の基準として利用されてきた。たとえば,純水1lの質量を1kgとし,純水の融点を0℃,沸点を100℃とし,また1gの水の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量を1calとするなどである。…
※「軽水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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