鉱水(読み)コウスイ

デジタル大辞泉 「鉱水」の意味・読み・例文・類語

こう‐すい〔クワウ‐〕【鉱水】

物質を多く含んでいる水。鉱泉の水。
鉱山坑内や製鉱所などから出る、重金属イオンなど有害な物質を含んだ水。
[類語]真水淡水海水汽水深層水海洋深層水塩水えんすい塩水しおみず鹹水かんすい石灰水重水軽水軟水硬水

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精選版 日本国語大辞典 「鉱水」の意味・読み・例文・類語

こう‐すいクヮウ‥【鉱水】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多量の鉱物質を含む水。鉱泉水。〔医語類聚(1872)〕
  3. 鉱山の坑内または製鉱所などから排出する鉱毒を含む水。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「鉱水」の意味・わかりやすい解説

鉱水
こうすい

普通の水とは物理的、化学的性質を異にする天然の特殊な地下水。日本では湧出(ゆうしゅつ)口の水温が25℃以上の温水、または25℃以下であっても1キログラム中に1000ミリグラム以上の溶存物質を含むか、ガスや特殊な物質を含む鉱水を温泉水と定めている。その医療効果のため外国では鉱水の飲用が盛んである。

[榧根 勇]

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