軽米[町](読み)かるまい

百科事典マイペディアの解説

軽米[町]【かるまい】

岩手県北部,青森県に接する九戸(くのへ)郡の町。中心の軽米は九戸街道の旧宿場町で,藩政時代には付近に砂鉄を産し,南部鉄びんの産で知られた。米,葉タバコホップを産し,畜産養蚕も行う。八戸自動車道が通じる。245.82km2。1万209人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

かるまい【軽米[町]】

岩手県九戸(くのへ)郡の町。人口1万2290(1995)。県最北端に位置し,西は二戸市,北は青森県に接する。北上高地北端の一角を占め,標高300m前後の低山地が広く分布する。中央を雪谷川,瀬月内川が北流し,県境付近で合流して新井田(にいだ)川となる。中心集落の軽米は近世は九戸街道の宿場町で,付近で産する砂鉄を使って農機具,南部鉄びんなどの製造が行われた。多くの銅屋が存在し,市も開かれた。米作を主とする農業が主産業であるが,冷害を受けやすい地域であるため近年はタバコ,ホップの栽培,畜産などに力を入れ複合経営を推進している。

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