通有(読み)ツウユウ

デジタル大辞泉 「通有」の意味・読み・例文・類語

つう‐ゆう〔‐イウ〕【通有】

[名・形動]同類のものに共通して備わっていること。また、そのさま。「若者通有な(の)性癖
[類語]共通普遍同一一律一つ類似相似酷似近似似たり寄ったり類縁髣髴通ずる通う通底いつにする

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精選版 日本国語大辞典 「通有」の意味・読み・例文・類語

つう‐ゆう‥イウ【通有】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 一般の物に共通して備わっていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「如此通有の川河に於て監司をなすは」(出典:万国公法(1868)〈西周訳〉二)
    2. 「老人に通有な倦怠に伴ふ睡眠」(出典:土(1910)〈長塚節〉一八)

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普及版 字通 「通有」の読み・字形・画数・意味

【通有】つうゆう

普遍。

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