一律(読み)イチリツ

デジタル大辞泉の解説

[名・形動]
一つの音律。→4
同じ節。単一の調子。
物事の調子が一様で変化がないこと。また、そのさま。「一律な速度」「千篇一律
すべてが同じで例外がないこと。また、そのさま。「両者を一律に扱う」「一律に二割引きで売る」「一律な料金」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

名 ・形動 [文] ナリ 
同じ調子で変化のないこと。 千編- 千古の文体皆-なるべし/経国美談 竜渓
どれも同じに扱うこと。例外のないこと。また、そのさま。一様。 -に千円値上げする
日本・中国などの音楽用語。
十二律の一つ一つの音律。
音程の単位。十二律の中で隣り合った音律どうしの音程。洋楽の半音に相当する。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 一つの音律。十二律のうちの一つ。
※徒然草(1331頃)二一九「間々(まま)に皆一律を盗めるに、五の穴のみ、上の間に調子を持たずして」 〔宋史‐律史〕
② 同じ節。単一の調子。〔韓愈樊紹述墓誌銘〕
③ (形動) 転じて、物事のやり方や調子が一様で変化や例外がないさま。また、異なったものをも同一に扱うこと。一様。→千篇一律(せんぺんいちりつ)
※俳諧・俳諧世説(1785)二「料を定めて点を出すも、又風流家の一律なり」
※経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「千古の文体皆一律なるべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自由放任主義

自由に個人の利益を追求させ,競争させることが社会全体の利益の増進に役立つという主張。 A.スミスは『国富論』において,フェアプレイの原則に基づく自由競争こそ見えざる手による社会の繁栄をもたらすとし,一...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

一律の関連情報