精選版 日本国語大辞典 「連衡」の意味・読み・例文・類語
れん‐こう ‥カウ【連衡・連横クヮウ】
〘名〙 (「衡」はよこで、東西の意) 中国の戦国時代に、秦の恵王の相であった張儀が、合従(がっしょう)政策を切り崩すために唱えた同盟政策。秦と東方の六国(韓・魏・趙・楚・燕・斉)とが個別に和平条約を結ぶことをめざした。また、転じて一般に同盟を結ぶことをいう。→合従(がっしょう)。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)二「もろこしには秦の始皇、六国を呑んだる連衡のはかりごと」 〔史記‐秦始皇本紀〕
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