都農(町)(読み)つの

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

都農(町)
つの

宮崎県中部臨海、児湯郡(こゆぐん)にある町。1920年(大正9)町制施行。古代『延喜式(えんぎしき)』神名帳に都農(つのう)神社、都濃野(つのの)馬牧の記載がある。広義の宮崎平野の北端に位置し、海岸部は隆起開析扇状地の海岸平野、背後は花崗斑(かこうはん)岩の尾鈴(おすず)山地である。名貫(なぬき)川は尾鈴山(1405メートル)に発し、白滝(しらたき)、矢研ノ滝(やとぎのたき)などの尾鈴山瀑布群(おすずやまばくふぐん)(国の名勝)がかかる。この瀑布群を中心に付近は尾鈴県立自然公園となっている。JR日豊(にっぽう)本線、国道10号が通る。また、東九州自動車道が通じ、都農インターチェンジがある。近世は高鍋藩(たかなべはん)領。牧畜、野菜栽培が盛ん。日向一宮(ひゅうがいちのみや)の都農神社がある。面積102.11平方キロメートル、人口1万0391(2015)。[横山淳一]
『『都農町史』全2巻(1995~1998・都農町)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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