デジタル大辞泉 「酸化ジルコニウム」の意味・読み・例文・類語 さんか‐ジルコニウム〔サンクワ‐〕【酸化ジルコニウム】 ジルコニウムの酸化物。二酸化ジルコニウムのみが知られる。無色の結晶。転移温度摂氏1000度を境に単斜晶系から等軸晶系に可逆的に変化する。耐食性、強度、靱性に優れる。単結晶のものは屈折率が大きく、人造宝石ジルコニアとして合成される。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「酸化ジルコニウム」の意味・読み・例文・類語 さんか‐ジルコニウム サンクヮ‥【酸化ジルコニウム】 〘名〙 (ジルコニウムはzirconium) ジルコニウムの酸化物。化学式 ZrO2 帯黄白色ないし褐色の粉末。水酸化ジルコニウムを加熱してつくる。水に溶け、屈折率が大きく、融点が高く、耐食性にすぐれる。特殊磁器・るつぼ・耐火耐熱器具・ガラスなど耐熱・耐食性の窯業原料として重用される。二酸化ジルコニウム(IV)。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報