日本歴史地名大系 「醒井宿」の解説
醒井宿
さめがいしゆく
古代の東山道(中世の東海道、近世の中山道)が通り、鎌倉時代から宿の機能を果した交通の要地で、「実暁記」に京都と鎌倉の間に設けられた六三宿の一として「佐目加井」とみえる。江戸時代には中山道六七宿の一つで、江戸より六一番目。六〇番目の
〔中世〕
〔醒ヶ井関〕
醒井宿の近くに設けられていた中世の関所。「大乗院寺社雑事記」文明一一年(一四七九)七月二六日条に関々分として「サメカヰ」とあり、当時の関銭は一〇文であった。また、翌年六月八日の足利義政御教書(慈照寺文書)には京都
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報