《National Baseball Hall of Fame and Museum》1939年、米国ニューヨーク州クーパースタウンに創設された、野球の博物館。野球に関する資料を収蔵・展示。また、野球の発展に寄与した人物を選定し、その功を顕彰する事業を行っている。アメリカ野球殿堂博物館。野球の殿堂。 昭和34年(1959)米国にならって、東京都文京区の後楽園野球場近くに「野球体育博物館」の名称で創設された、野球の博物館。昭和63年(1988)に東京ドームへ移転。平成25年(2013)現名称に改称。日本の野球に関する資料を収蔵・展示。また、日本の野球の発展に寄与した人物を選定し、その功を顕彰する事業を行っている。野球の殿堂。
アメリカの野球殿堂The National Baseball Hall of Fame and Museumは、野球生誕100年記念祭典の際、発生の地ニューヨーク州クーパーズタウンに1939年の6月に創設された。殿堂のかたわらには最初に野球を行った球場「ダブルデイ・フィールド」がある。100年前の1839年クーパーズタウンで陸軍将校アブナー・ダブルデイAbner Doubleday(1819―1893)が初めて野球をしたとされる広場に、ダブルデイ・フィールドの名の球場がつくられたのである。毎夏クーパーズタウンで行われる野球祭では、この球場でアメリカン、ナショナル両リーグの代表チームによるエキジビション・ゲームが2008年まで行われていた。