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金団 キントン

デジタル大辞泉の解説

きん‐とん【金団】

さつま芋などで作った餡(あん)に、甘く煮た栗・いんげん豆などをまぜたもの。栗きんとんと豆きんとん。橘飩(きっとん)。
求肥(ぎゅうひ)を練り切り餡で半包みにして、餡そぼろを付けた菓子。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

金団【きんとん】

クリ,インゲンマメクワイなどを柔らかく煮,餡(あん)状の衣(ころも)であえた料理で,おもに口取とする。代表的なものはクリ団で,甘く煮たクリをクリまたはサツマイモの裏ごしと混ぜ合わせ,クチナシの実で着色し黄金色に仕上げる。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

きんとん【金団】

①甘く煮た栗・豆などを、同じ食材またはさつまいもなどを煮て裏ごしし、砂糖を加えて火にかけ練って作ったあんに混ぜた料理。栗をさつまいものあんに入れた栗きんとんが代表的で、おせちなどに用いる。
和菓子の一種。丸めたあんや求肥(ぎゅうひ)を芯に、着色したあんをそぼろ状にしたもので包んだもの。時季によって色の取り合わせを変え、季節の情緒を盛り込んだものが多く作られる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

きんとん【金団】

日本料理,および和菓子の一種。料理のきんとんはクリ,インゲンなどを甘く煮含め,これにサツマイモやインゲンのあんをからませたもので,正月料理や口取(くちとり)に用いられる。和菓子のきんとんは,あんや求肥(ぎゆうひ)を芯にして,色とりどりのそぼろあんをまぶしつけた上生(じようなま)菓子である。きんとんの語は室町時代から見られるが,当時の文献には材料や製法の記載はない。ただ一,二の故実書に,不用意に食べると中から砂糖がとびだして顔へかかるから注意すべきだとか,手でつまんで食べるものだとか,書かれている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

きんとん【金団】

蜜煮にした栗・豆などに、さつま芋や豆を煮て裏ごしした衣をからめた料理。
あん・求肥ぎゆうひなどの芯に、練切り餡のそぼろをきせた生菓子。また、餡のそぼろ。
中に砂糖を入れた、粟あわの粉の団子。 〔貞丈雑記〕
ごまや黄な粉をまぶした団子。 〔嬉遊笑覧〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の金団の言及

【水団】より

…しかし,どうやら砂糖を包みこんだ葛(くず)粉のだんごではなかったかと思われる。それは伊勢貞丈が砂糖入り粟だんごである〈きんとん〉を,ときに〈すいとん〉と呼ぶとしていること,《北野社家日記》を見ると折りびつに入れて贈物にしていること,つまり汁料理ではなかったこと,などの理由による。そして江戸初期の《料理物語》では,葛粉をこねて短冊形に切り,みそ汁で煮たものになっている。…

【練切り】より

…いわゆる上生菓子を代表するもので,意匠をこらし,風雅な菓銘をつけて茶席にも多く用いられる。練切りに似たものに,こなし,きんとんがある。こなしは白あんに小麦粉などを混ぜて蒸し,砂糖をもみまぜたもので可塑性があり,いろいろに着色して使用する。…

※「金団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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