おもに日本の近世に流行した障壁画の様式の一つ。濃絵(だみえ)ともよばれ,全面金箔を押した画面に,緑青(ろくしょう)や代赭(たいしゃ)などの濃彩を用いて豪壮華麗に描かれた。安土桃山時代に最も盛んに行われた。権威の象徴として当時の支配者に好まれ,城郭の大広間など表向の居住空間を飾るとともに,寺院建築にも適用されて発展した。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...