鑑識写真(読み)かんしきしゃしん

世界大百科事典 第2版の解説

かんしきしゃしん【鑑識写真】

司法,美術,考古学等の鑑定に供する写真。鑑定には経験と知識に基づいた鋭い洞察と判断が必要とされているが,さらに科学的な鑑定による実証性,客観性を欠くことはできない。その手段として,現在では写真のさまざまな機能を応用する鑑識写真が多用されており,いずれの場合も写真の記録性が重要な与件であることが共通している。犯罪や事故,災害,あるいは考古学的な発掘現場では,それが生起した生の状況を現場で検証し,推論するのが最上であるが,長時間の現状保存は多くの場合事情が許さない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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