コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

雨竜沼 うりゅうぬま

2件 の用語解説(雨竜沼の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

雨竜沼【うりゅうぬま】

北海道雨竜町,暑寒別岳の東にある沼。溶岩台地上の凹地に水が溜まって泥炭地を形成しており,沼の周囲は数多くの池塘(ちとう)や浮島が点在する湿原となっている。冬場の豪雪とその融雪水,夏場の冷涼な気候の影響で,標高1000mに満たないこの地域に道内一の山岳高層湿原が存在しており,ウリュウコウホネやエゾヒメギフチョウなどの湿原固有の動植物見られる
→関連項目雨竜[町]暑寒別天売焼尻国定公園ラムサール条約

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

雨竜沼
うりゅうぬま

北海道中西部、空知(そらち)総合振興局管内の雨竜町の西部、暑寒別(しょかんべつ)岳の東側中腹、溶岩台地上にある高層湿原。石狩川支流の尾白利加(おしらりか)川の水源となり、標高850メートルの高地に、東西2キロメートル、南北1キロメートルにわたって大小百数十の池沼群があり、春の融雪時は連続した大沼となる。ミズゴケ、スゲ類など湿地性植物が泥炭層上に繁茂し、7月ごろに咲き競う。暑寒別天売焼尻(てうりやぎしり)国定公園に指定され、途中まで車道、その先は徒歩約2時間。なお、雨竜沼湿原は2005年(平成17)に、ラムサール条約登録湿地となった。[柏村一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の雨竜沼の言及

【暑寒別岳】より

…山体は著しく浸食されて,もとの火山形態をとどめないが,緩傾斜の円錐状火山またはいくつかの火山が成長する過程で結合して一つの山体を形成したものが,その後の開析によって数個の山頂に分かれたものとされている。一帯は道立自然公園に指定され,東麓にある雨竜沼は高山性湿原植物の群落で知られる。日本海に近く季節風の影響を直接受けるため積雪も多い。…

※「雨竜沼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

雨竜沼の関連情報