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鞭虫症

家庭医学館の解説

べんちゅうしょう【鞭虫症 Trichuriosis】

[どんな病気か]
 高温多湿地域に多く、日本でもしばしば感染者がみられます。虫卵(ちゅうらん)を食物(生野菜など)とともに食べてしまうことで感染します。成虫は大腸(だいちょう)の回盲部(かいもうぶ)、虫垂(ちゅうすい)に寄生します。
[症状]
 寄生数が少ない場合は無症状ですが、寄生数が多くなると下痢(げり)などの急性腸炎や慢性腸炎の症状がみられます。
 子どもで重症化した場合は、水性・粘液性(ねんえきせい)の下痢や貧血(ひんけつ)がみられます。
[検査と診断]
 糞便(ふんべん)を検査して虫卵が見つかれば診断がつきます。また、血液を調べると、好酸球(こうさんきゅう)(白血球(はっけっきゅう)の一種)の増加がみられます。
[治療]
 メベンダゾールを3日間内服します。副作用がありますから、必ず専門医を受診して治療を受けましょう。
 野菜などを生で食べるときは、予防のために流水でよく洗いましょう。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

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