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江戸中期の俳文撰集。10巻9冊。5冊本もある。芭蕉の遺志を継ぐ最初の俳文集で,蕉門の許六(きよりく)編。1706年(宝永3)9月に京の井筒屋庄兵衛から《本朝文選》と題して刊行。巻頭に李由序・去来序・支考序・許六序・作者列伝・目録があり,本文の最後に汶村後序,巻末に許六門人孟遠らの跋がある。本文は蕉門俳人28名の作品約120編を,《古文真宝後集》などに倣い,辞・賦・譜・説・解・記・紀行・序・箴・銘・誄・歌・文・伝・碑・弁・表・論・頌・讃賛・書に分類して収める。1707年,支考の批判を入れて《風俗文選》と改題,路通の抗議によってその列伝と作品を削除し,また物議をかもした〈雑説〉の一部を改め,跋の門人名を削るなどして刊行,この改題本が後世に版を重ねた。
執筆者:白石 悌三
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