飛島建設(読み)とびしまけんせつ(その他表記)TOBISHIMA CORPORATION

共同通信ニュース用語解説 「飛島建設」の解説

飛島建設

川崎市本社を置く東証1部上場の建設会社。1947年設立。都市部を中心土木工事を手掛け、耐震補強など防災関連に強みを持つ。海外ではアジアで社会インフラ整備に関連した事業も展開している。社員数は1018人(今年7月時点)。2016年3月期連結決算の売上高は1207億円、純利益は61億円。

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百科事典マイペディア 「飛島建設」の意味・わかりやすい解説

飛島建設[株]【とびしまけんせつ】

大型土木に強い中堅ゼネコン。1883年飛島文次郎が福井城の城郭取り壊し工事を請け負い,飛島組を創業。1916年株式会社に改組。1946年に企業再建整備法の適用を受け解散(この時独立した下請熊谷組前田建設工業がある)。1947年飛島土木として設立。1965年現社名改称水力発電鉄道トンネル等大型土木に強く,戦前ダム建設国内2位。1990年代の開発事業拡大路線が頓挫し,社長交代。みずほ銀行から3度の金融支援を受け再建中。本社東京。2011年資本金55億円,2011年3月期売上高1158億円。売上構成(%)は,土木52,建築46,開発等2。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「飛島建設」の解説

飛島建設

正式社名「飛島建設株式会社」。通称「トビシマ」。英文社名「TOBISHIMA CORPORATION」。建設業。明治16年(1883)前身の「飛島組」創業。昭和22年(1947)「飛島土木株式会社」設立。同40年(1965)現在の社名に変更。本社は神奈川県川崎市高津区坂戸。土木・建築会社。ダムなど大型土木工事に実績。防災技術への取り組みに積極的。マンション建築・ビルリニューアル工事も行う。東京証券取引所第1部上場。証券コード1805。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「飛島建設」の意味・わかりやすい解説

飛島建設
とびしまけんせつ
TOBISHIMA CORPORATION

建設会社。大型土木に実績をもつ。1883年福井城城郭取り壊し工事を請け負い,飛島組として設立。1889年官庁工事入札に参加し,以後水力発電工事,鉄道工事などの土木工事を施工する。1946年企業再建整備法の適用を受けて解散,翌 1947年に飛島土木として設立。1965年現社名に改称。1975年東南アジア各地に駐在員事務所を設置し,海外活動を開始。土木,建築事業を主軸とし,このほか不動産の開発,販売および賃貸も手がける。

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