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飲茶 やむちゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

飲茶
やむちゃ

中国の食文化の一つ。点心 (てんしん) をつまみながら中国茶を楽しむ食事のスタイルで,特に広東料理に特徴的である。点心にはギョーザや肉饅頭をはじめ多くの種類があるが,基本的には副食を必要としない。点心を出す店では,これらをワゴンにのせて客席を回る形式をとることもある。

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デジタル大辞泉の解説

ヤムチャ【飲茶】

《〈中国語〉》茶を飲みながら、中華饅頭・ギョーザ・シューマイ・冷菜などの点心類をとる中国風の軽い食事。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

ヤムチャ【飲茶 (中国)】

中国茶を飲みながら点心を食べること。◇中国語の飲茶(インチャー)の広東または香港読み。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヤムチャ【飲茶 yem ca】

中国で,茶を飲み点心(てんじん)を食べることをいう。ヤムチャの発音は広東語であるが,この習慣は広東だけでなく北京,蘇州,杭州などにもある。点心としては包子(パオズ),ギョーザ,シューマイ,春巻,糕(米の餅),餅(焼餅など),めん(麵)類,飯類,米粉(ビーフン)などがある。甘いものは甜点,塩味のものは鹹点といい,種類は1000以上にも及ぶ。日本式のお茶うけにあたるものにラッカセイ,瓜子(スイカカボチャの種),甘栗,干果物や蜜漬の果物などがあるが,これは小食という。

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大辞林 第三版の解説

ヤムチャ【飲茶】

〔中国語〕
茶を飲み、点心を食べて楽しむ中国の習慣。

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飲み物がわかる辞典の解説

ヤムチャ【飲茶 (中国)】


中国茶を飲みながら点心を食べること。◇中国語の飲茶(インチャー)の広東または香港読み。

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世界大百科事典内の飲茶の言及

【煎茶道】より

…しかしここに書かれた〈煎茶〉の文字が,茶葉を煎じるという意味で使われているのかどうかは不明である。というのは当時の日本の飲茶・喫茶の風習は中国唐代の喫茶趣味の影響を受けたもので,そのとき飲まれていた茶の具体的な内容は陸羽の《茶経》にくわしく述べられている。団茶あるいは餅茶と呼ばれ,蒸した茶葉を臼でつき乾燥させ,固められたものであった。…

【チャ(茶)】より

…〈茶〉という文字も8~9世紀まではなく,それまでは〈荼(と)〉で代用されていた。〈荼〉はニガナのことで,漢代以後,四川から長江(揚子江)流域,江南へと飲茶の習慣が伝わるにつれ,ジャ(チャ)の発音を与えてこの字を使い,唐代に至って〈茶〉の字が誕生したと推定される。なお,(せん),茗(めい)の字も茶と関係し,前漢の司馬相如(しばしようじよ)らの作品にそれがみられるところから,当時,飲茶の風があったと類推する説もある。…

【点心】より

…点心は解釈の多いことばであるが,間食,非時の食,小食とするのが最も適当である。飲茶(ヤムチヤ)は全部点心である。点心という字は,宋代の《能改斎漫録》に初めて出るが,この本には唐代にすでにあったと記されている。…

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