騙くらかす(読み)ダマクラカス

デジタル大辞泉 「騙くらかす」の意味・読み・例文・類語

だまくら‐か・す【×騙くらかす】

[動サ五(四)]だます」を強調した俗な言い方。「弟を―・す」
[類語]欺く騙す騙し込むごまかす偽るたばかるかたたぶらかすはぐらかす化かす担ぐ陥れる引っ掛ける出し抜く欺瞞瞞着まんちゃく一杯食わす罠に掛けるぺてんに掛ける背負い投げを食う足をすくう鼻を明かす寝首を掻く裏をかく裏の裏を行く

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精選版 日本国語大辞典 「騙くらかす」の意味・読み・例文・類語

だまくらか・す【騙】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 「だます(騙)」の俗語的表現
    1. [初出の実例]「備前者を欺(ダマク)らかし、すりをかはくか」(出典:浄瑠璃・男作五雁金(1742)阿波座堀紺屋)
    2. 「騒ぎたてる心をだまくらかしてはろくにおやじの顔も見に行かなかった」(出典:司令の休暇(1970)〈阿部昭〉一)

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