出し抜く(読み)ダシヌク

デジタル大辞泉 「出し抜く」の意味・読み・例文・類語

だし‐ぬ・く【出し抜く】

[動カ五(四)]他人すきに乗じたり、あざむいたりして、自分が先に事をなす。「他紙を―・くスクープ
[類語]欺く騙す騙し込む騙くらかすごまかす偽るたばかるかたたぶらかすはぐらかす化かす担ぐ陥れる引っ掛ける欺瞞瞞着まんちゃく一杯食わす罠に掛けるぺてんに掛ける背負い投げを食う足をすくう鼻を明かす寝首を掻く裏をかく裏の裏を行く

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精選版 日本国語大辞典 「出し抜く」の意味・読み・例文・類語

だし‐ぬ・く【出抜】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 他人のすきをうかがったり、だましたりして、自分だけが先に利益をおさめる。約束を破って無断で先に事を行なう。
    1. [初出の実例]「扨(さて)は口惜事ごさんなれ。義朝はだしぬきけるよな」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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