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高温超伝導 こうおんちょうでんどう high Tc superconductivity

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高温超伝導
こうおんちょうでんどう
high Tc superconductivity

超伝導体は電力の損失のない理想的な導体である。常伝導状態から超伝導状態に移り変わる転移温度 Tcの高い超伝導体は,多方面に応用できる。超伝導を引き起こす仕組みの研究面からも,高い温度で超伝導状態を示す物質の探索は重要であり,超伝導現象の発見 (1911年) 直後から,多くの研究者によって行なわれてきた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

高温超伝導

超伝導は当初、絶対零度(約マイナス273度)近くまで冷やさねば起こらなかったので、応用は難しかった。80年代後半以降、マイナス200度前後という従来より高い温度でも超伝導を起こす、ビスマス系やイットリウム系などの高温超伝導物質が見つかり、実用化に向けた研究が続いている。

(2007-03-06 朝日新聞 夕刊 科学1)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

こうおん‐ちょうでんどう〔カウヲンテウデンダウ〕【高温超伝導】

通常の超伝導体絶対温度約20度(セ氏マイナス約253度)以下で超伝導状態となるのに対し、これよりも高い温度で起こる超伝導のこと。一般には、液体窒素の沸点である絶対温度77度(セ氏マイナス196度)以上で起こるものをいう。
[補説]1986年に銅酸化物で初めて発見され、その功績によりベドノルツミュラーは翌年のノーベル物理学賞を受賞した。

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大辞林 第三版の解説

こうおんちょうでんどう【高温超伝導】

二〇 K (摂氏マイナス253度)以下で起こる通常の超伝導に対して、100 K (摂氏マイナス173度)程度あるいはそれ以上の温度で見られる超伝導現象。冷却剤として窒素が利用できるので、通常の超伝導より実用化に有利とされる。 → 超伝導

出典|三省堂
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