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麻生豊(読み)あそう ゆたか

美術人名辞典の解説

麻生豊

漫画家。大分県生。工手学校機械科中退。北沢楽天に師事する。報知新聞に入社、同紙に『ノンキナトウサン』を連載し、人気を得た。また前川千帆・東郷青児らとともに読売色刷漫画報を出版して漫画界を啓発、のち、朝日新聞の漫画専属記者となる。作品に『赤ちゃん閣下』『只野凡児』等。昭和36年(1961)歿、63才。

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デジタル大辞泉の解説

あそう‐ゆたか〔あさふ‐〕【麻生豊】

[1898~1961]漫画家。大分の生まれ。報知新聞の漫画記者として、日本初の新聞連載四コマ漫画「ノンキナトウサン」を書いた。他に「赤ちゃん閣下」「只野凡児」など。

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百科事典マイペディアの解説

麻生豊【あそうゆたか】

漫画家。大分県生れ。北沢楽天に師事。1922年《報知新聞》入社,1924年より同紙に《ノンキナトウサン》を連載。失業者の視点から社会を風刺する作品で,人気を得る。1933年から8年間朝日新聞専属として《只野凡児》などを描いた。
→関連項目漫画

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

麻生豊 あそう-ゆたか

1898-1961 大正-昭和時代の漫画家。
明治31年8月9日生まれ。北沢楽天に師事。大正11年「報知新聞」記者となり,12年から4コマ家庭漫画「ノンキナトウサン」を連載,人気をえる。新聞連載はほかに「赤ちゃん閣下」「只野(ただの)凡児」など。昭和36年9月12日死去。63歳。大分県出身。工手学校中退。

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世界大百科事典内の麻生豊の言及

【連載漫画】より

…日本における最初の連載漫画は,1923年,《アサヒグラフ》に連載された織田信恒案,樺島勝一画の《正チャンの冒険》であるといわれている。その後日刊新聞にも連載漫画は載るようになったが,なかでも24年から《報知新聞》に連載された麻生豊の《ノンキナトウサン》は,4こまの漫画欄をページの左上に固定するきっかけになるとともに,マンガ・キャラクターやこま展開の原型をつくった。起承転結があり,明治以前からの大衆的伝統である小話型と響き合う味わいをもっている。…

※「麻生豊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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