デジタル大辞泉 「黄体期」の意味・読み・例文・類語 おうたい‐き〔ワウタイ‐〕【黄体期】 排卵後、月経が始まるまでの時期。月経周期の後半にあたる。卵巣では、卵子を放出した後の卵胞が黄体に変化する。子宮では、黄体から分泌されるプロゲステロンやエストロゲンの作用によって、子宮内膜が厚みを増し、粘液を分泌して受精卵が着床できる状態になる。プロゲステロンの作用により基礎体温は高温期に入る。妊娠が成立しなかった場合、黄体は萎縮し、黄体ホルモンの分泌が低下することにより、子宮内膜の機能層が剝離して出血する(月経)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「黄体期」の意味・読み・例文・類語 おうたい‐きワウタイ‥【黄体期】 〘 名詞 〙 女性が黄体ホルモンを分泌する時期。この期間、体温は常に高温を示し、代謝、自律神経、精神神経状態が他の時期と異なり、ふだんより不安定な状態になる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例