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2014年関東の豪雪 2014ねんかんとうのごうせつ

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2014年関東の豪雪

2014年2月に、関東地方周辺などで起こった記録的な降雪や雪害。2月7日から9日、次いで11日、14日から16日にかけてと降雪が続き、関東平野で数十センチ、内陸部では1メートルを超す積雪となり、各地で観測史上数十年ぶり、または記録を更新する積雪量をもたらした。気象庁の見解によれば30年に1度の異常気象とのこと。
このような豪雪となった背景として、偏西風の蛇行によって2月上旬に西高東低の冬型気圧配置が強まり、日本列島に強い寒気が流れ込んで気温が低下していたことが挙げられる。ここに、沖縄南方海上で発生した低気圧が、日本列島南岸に沿って八丈島近辺をゆっくりと移動。寒気が引き込まれ、長時間かつ大量の降雪につながったと考えられている。低気圧が日本列島のはるか南方を通れば、雪雲は陸地に届かない。逆にコースが日本列島に近すぎれば雨になる。今回の低気圧はその中間を通る、早春に雪をもたらすコースだった。また、1日のうちで最も気温の低い未明から雪が降り始めたことも、積雪が大きくなった要因と考えられている。
気象庁は、特別警報については、今回はその基準を満たさなかったため発表しなかったとしている。例年は豪雪に見舞われることのない地域に、広範かつ大量の降雪があったため、雪の備えなどに乏しく被害が拡大。道路や公共交通機関は混乱を極め、ライフラインが途絶するなどして孤立状態となる地区が続出した。孤立集落は最大で5都県5千世帯を超え、死者25人、負傷者千人に迫る被害を受けた。政府は18日に「平成26年(2014年)豪雪非常災害対策本部」を設置し、被害状況の集約や支援対策を検討している。

(金谷俊秀  ライター / 2014年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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