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YS11 ワイエスじゅういち

百科事典マイペディアの解説

YS11【ワイエスじゅういち】

日本で開発(第2次大戦後初)された双発ターボプロップ短距離中型輸送機。YSは,国産民間機設置のため1956年通商産業省(当時)が設立した財団法人輸送機設計研究協会(東京・駒場に設置)の名称に由来する。
→関連項目航空宇宙工業旅客機

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

YS11

全長26・3メートル、全幅32メートルの双発プロペラ機。戦後の航空機製造禁止が1950年代に解除され、官民共同出資の「日本航空機製造」が開発。64年の東京五輪で全日空聖火の輸送に使うなど戦後復興の象徴となり、各地の旅客便や海上保安庁で活躍した。182機が造られたが、採算が取れず73年に生産を終えた。国内では航空自衛隊が飛行点検などに使う8機が現役で残る。試作1号機は航空科学博物館(千葉県)が展示している。

(2017-08-14 朝日新聞 夕刊 2社会)

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デジタル大辞泉の解説

ワイエス‐じゅういち(YS-11)

日本航空製造が開発・製造した双発ターボプロップエンジン方式の中型輸送機。昭和40年(1965)運用開始。昭和48年(1973)までに182機が生産され、海外にも輸出された。国内では平成15年(2003)まで旅客機として就航。自衛隊にも配備され、航空自衛隊では現在も12機が運用されている(平成27年12月現在)。
[補説]「YS」は日本航空製造株式会社の前身であった「輸送機設計研究会」の「輸送機」と「設計」のローマ字での頭文字に由来。

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