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「インターネットバンキング」のページをご覧ください。
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…このシステムのもとでは,投資信託への投資者は現金通貨はもちろん預金通貨に比べても有利な貯蓄手段を保有しうると同時に,それを要求払預金と同じように決済手段として使用することができるのである。これらの利便性の向上は,上に述べたように,エレクトロニクス関連技術を中心とする金融上の技術革新,エレクトロニック・バンキングによってもたらされたものであるが,これらの技術革新は現金通貨(法貨)を中心に据える伝統的な貨幣の概念に大幅な修正を迫るもののように思われる。
[貨幣と経済政策]
貨幣が経済において果たす役割の重要性については,古くから経済学者の一致して認めるところであったが,経済政策における貨幣の位置づけに関しては必ずしもそうではない。…
…この間にあって,本部等のセンターのコンピューターと本支店の端末機等とを結ぶ全店オンライン化も進展し,すでに銀行,相互銀行,信用金庫のすべてに導入されている。今やコンピューターとデータ通信が銀行と企業,銀行と家庭をつなぎ,決済が行われるエレクトロニック・バンキングの時代に入ろうとしている。 銀行の店頭には,現在,現金自動支払機(キャッシュ・ディスペンサーcash dispenser,CD),現金自動預金機automatic depositer(AD),現金自動預入支払機automatic teller machine(ATM)等が普及している。…
…活字やアナログ信号による〈オールド・メディア〉に対して,1980年代に一般化しはじめるディジタル信号による〈新しいメディア〉を指す。英語ではnew media,newmediaの両表記を使うが,日本語では〈ニュー・メディア〉から次第に〈ニューメディア〉の表記になった。ディジタル信号による新しい電子メディアの意味でこの語を最初に用いたのは,H.M.エンツェンスベルガーが早い。彼は,〈メディア論のための積木箱〉(《Kursbuch》1970年3月号)のなかで,〈neue Medien〉という言葉に特別の意味を込めた。…
※「エレクトロニックバンキング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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