エックス‐ビー‐アール‐エル【XBRL】[extensible business reporting language]
《extensible business reporting language》各種財務報告用の情報を作成・流通・利用できるように標準化されたXMLベースの言語。世界規模での財務データの共有化が期待されている。日本では2000年代に入って以降、普及が進み、2008年度から東京証券取引所の開示書類がXBRLを使って作成される。
XBRL[えっくすびーあーるえる]とは、eXtensible Business Reporting Language の略で企業の財務諸表などを記述するためのXMLがベースになったマークアップ言語。金融、監査、会計、コンピュータなどの企業、団体からなる業界団体、XBRL Internationalによって仕様が制定されている。XBRLが企業の財務情報の標準データ形式として普及すれば、企業、会計士、官庁、投資家、市場など関係者間での財務・会計情報の流通が円滑に進 むことが期待される。企業内の会計システムなどをXBRL対応にすれば、決算などに伴う集計や法定書類の作成等を大幅に自動化でき、業務の効率化が可能と なる。