翻訳|Emma
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報
イギリスの女流小説家ジェーン・オースティンの長編小説。1815年刊。エマ・ウッドハウスは田舎(いなか)町の良家の娘としてすべてに欠けるところのない女性だが、多少自己中心的で思い上がったところがある。そうした性格のため彼女が失敗を重ねてゆく過程が、牧師エルトンや近在の紳士の息子フランク・チャーチル、さらに彼女の被保護者となったハリエット・スミスらとの人間関係を通して巧みに示される。終始、誠意のある忠告者としてふるまっていたナイトリーがエマと結ばれることになる。その間エマの自己発見の経緯が彼女の視点を通して描かれ、エマの失敗にも読者は共感を抱くことができる。
[榎本 太]
『阿部知二訳『世界の文学6 エマ』(1965・中央公論社)』
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…チョートンの田舎生活で再び創造力が活発になり,《良識と感受性》を11年,《高慢と偏見》を13年にそれぞれ改訂のうえで発表した。続いて14年の《マンスフィールド・パーク》,15年の《エマ》で円熟した力量を示している。翌16年《説得》を完成して感情表現に新しい方向を開いたが,17年はじめから健康が衰え,未完の《サンディトン》断片を残して同年7月に死去した。…
※「エマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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