デジタル大辞泉
「ビンディング」の意味・読み・例文・類語
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ビンディング
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Bindung ) スキー靴にスキーをとりつけるための締め具。
- [初出の実例]「雪崩地では予めスキーのビンデングを弛めて置くことも必要である」(出典:錬成スキーと雪・冬山(1944)〈河上寿雄〉五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ビンディング(Karl Binding)
びんでぃんぐ
Karl Binding
(1841―1920)
ビンディング(Rudolf Georg Binding)
びんでぃんぐ
Rudolf Georg Binding
(1867―1938)
ドイツの作家。スイスのバーゼル生まれ。刑法学者Karlを父にもち法律や医学を学んだが、40歳ころまでは騎手、調教師として著名。数か月の精神錯乱を経て作家として生誕するという数奇な運命をたどる。第一次世界大戦従軍記『戦争の中から』(1925)は冷静な観察と高邁(こうまい)な文体による優れた散文である。詩集『誇りと悲哀』(1922)や評論のためナチス賛同者とみられたが、自伝『体験された人生』(1928)や多くの短編小説で再評価されてきている。
[飛鷹 節]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ビンディング
Karl Binding
生没年:1841-1920
ドイツの刑法学者。フランクフルト・アム・マイン生まれ。1864年ハイデルベルク大学の私講師を振出しに,バーゼル,フライブルク,シュトラスブルク,ライプチヒの各大学の正教授を歴任した。〈規範説Normentheorie〉は彼の創見にかかる。すなわち,犯人が侵害するのは殺人罪の規定という刑罰法規ではなく,その前提をなす〈人を殺すなかれ〉という規範であるという考えを骨子に精緻な刑法理論体系を構築した。刑法の〈学派の争い〉においては,古典派(旧派)の理論家として近代派(新派)の巨頭F.vonリストと対立した。著書に《規範とその違反》(全4巻。1872-1920)等がある。
執筆者:堀内 捷三
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ビンディング
Binding, Rudolf Georg
[生]1867.8.13. バーゼル
[没]1938.8.4. シュタルンベルク
ドイツの詩人,小説家。法学者の息子として生れ,初め法学,続いて医学を学んだ。文壇に登場したのは 40歳のときであったが,第1次世界大戦での体験をもとにした短編小説『身代り』 Der Opfergang (1912) はインゼル文庫のロングセラーとなった。のちナチスを支持。ほかに詩集『誇りと悲しみ』 Stolz und Trauer (22) ,自伝『生の体験』 Erlebtes Leben (27) など。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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「ビンディング」の意味・わかりやすい解説
ビンディング
ドイツの刑法古典学派の権威。バーゼル,ライプチヒ等の大学教授。実定法の分析から出発して刑罰法規とその前提である規範とを区別し,犯罪を規範の違反としてとらえ,さらに絶対的応報刑論に立つ理論体系を樹立。主著《規範とその違反》。子のRudolf Georg Binding〔1867-1938〕は詩人,作家。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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ビンディング
生年月日:1841年6月4日
ドイツの法学者,歴史学者
1920年没
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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