( 1 )類義語「ねたし」が中古和文にもかなり見られるのに対し、「ねたまし」はほとんど見られない。これは「ねたまし」が漢文訓読語であったことによるらしく、「源氏物語」にある「ねたましがほ」も漢籍をふまえた表現である。
( 2 )中世以降は両語併存するが、「ねたし」は「ねったし」と促音が入り、感動詞的用法が多くなる。「日葡辞書」で「ねたし」に文書語の注記があるように、近世以降「ねたし」は衰退し、「ねたまし」が一般に用いられるようになった。
目次 飼養文化 北アメリカ 北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...