断熱性の優れた煉瓦をいう。各種窯炉に使用される耐火煉瓦は耐熱性を有するが,熱伝導率が大きく,したがって熱損失が大きい。そこで,耐火煉瓦の外側に断熱煉瓦を使用して,熱エネルギーの放散を減少させる。断熱性は一般の材料では密閉された空気が最もよいので,小さい気孔の多い煉瓦が断熱性に優れている。したがって,煉瓦のかさ比重によって断熱性の良否をほぼ知ることができる。ただし,この気孔が連結していたり,外部に通じていては空気の流通によって断熱性が悪化するので,密閉した気孔でなければならない。パーライト,ケイ藻土などを原料として,煉瓦形状に成形し,軽く焼きかためた多孔質材料が,断熱煉瓦として利用される。断熱煉瓦そのままでは耐熱性が低く,その利用範囲が限定されるので,最近では耐熱性を与えた耐火断熱煉瓦が多くなっている。
執筆者:西川 泰男
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