斯かる(読み)カカル

精選版 日本国語大辞典 「斯かる」の意味・読み・例文・類語

かかる【斯・斯有】

  1. 〘 連体詞 〙
  2. ( ラ変動詞「かかり(斯有)」が、近世以降、しだいに連体形による連体修飾用法だけに限られるようになり、現代口語文に残存したもの ) このような。かくのごとき。改まったかたい表現に用いる。
    1. [初出の実例]「ナニゴト トワ ゾンゼネドモ、cacarume(カカルメ) ニ アイマラスル ヲ ゴラウゼラレイ」(出典:天草本平家(1592)一)
    2. 「かかる弊風を杜絶する為めにこそ」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉六)
  3. ( 形容動詞語幹のような状態性の体言を修飾する、強調的な用法 ) とんでもない。
    1. [初出の実例]「言語道断のこと、かかる聊爾(れうじ)なることにて候」(出典:謡曲・調伏曾我(1480頃))
    2. 「是はかかるめいわくでござりまする」(出典:狂言記・長光(1660))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む