出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
谷崎潤一郎(じゅんいちろう)の長編小説。1924年(大正13)3月から6月まで『大阪朝日新聞』に、同年11月から翌年7月まで『女性』に連載。25年、改造社刊。佐藤春夫によると、「大正末期の眼(め)あたらしい一種の男女及びその男女関係が一巻の風俗画として精密に出来上つた」問題作。主人公の「私」(河合譲治)が、浅草のカフェーで給仕女をしていたナオミという西洋的なタイプの少女を引き取り、自分の好みの理想の女に仕立てあげ結婚する。が、その行きすぎた西洋趣味の結果が逆にナオミの娼婦(しょうふ)性を目覚めさせ、一度は彼女を放逐したものの、彼女の「天稟(てんぴん)の淫婦(いんぷ)」としての肉体の魅力に抗しきれず、奴隷のごとくかしずくに至る。自由奔放な女主人公ナオミは、モダン・ガールの典型として評判になり、ナオミズムなる新語が生まれた。
[大久保典夫]
『『痴人の愛』(角川文庫・新潮文庫)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
1/28 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新