自己嫌悪(読み)ジコケンオ

デジタル大辞泉 「自己嫌悪」の意味・読み・例文・類語

じこ‐けんお〔‐ケンヲ〕【自己嫌悪】

自分自分自身が嫌になること。「自己嫌悪に陥る」
[類語]自虐的自罰的内罰的悲観的自嘲自暴自棄被虐マゾヒスティックペシミスチックペシミズムペシミスト否定的消極的後ろ向きマイナス思考ネガティブ厭世的厭世観厭世主義絶望的被虐性愛性的倒錯刹那的享楽的快楽主義刹那主義退廃的デカダンデカダンス虚無的堕落自堕落マゾヒズムマゾヒストエムマゾ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自己嫌悪」の意味・読み・例文・類語

じこ‐けんお ‥ケンヲ【自己嫌悪】

〘名〙 自分で自分自身がいやになること。
※それから(1909)〈夏目漱石一四「代助は最後不決断の自己嫌悪(ジコケンヲ)に陥った」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「自己嫌悪」の解説

自己嫌悪

自分で自分自身がいやになること。

[使用例] 代助は最後に不決断の自己嫌悪に陥った[夏目漱石*それから|1909]

[使用例] 後悔をすれば醜悪で、菊治は夫人になお残酷なことを言いそうな自己嫌悪が、むらむらと起きて来た[川端康成千羽鶴|1949~51]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android